稲刈り作業稲刈りを体験したのは、宮城県登米市迫町(はさまちょう)の新田(にった)小学校の4年生22人です。

児童たちは、地元の農業生産法人が管理する広さ3aほどの田んぼで5月に自分たちが田植えをした「ひとめぼれ」を慣れない鎌を使いながら手作業で刈り取っていきました。

この田んぼは、冬の間、水を張ることによって微生物が豊富になる「ふゆみずたんぼ」と呼ばれる農法で農薬や化学肥料を使わずイネが育てられました。

3月には生物多様性が評価されて環境省の「自然共生サイト」に認定されました。

児童
「イネを刈ったりするのが楽しかった」
「コメをつくるのがこんなに大変だと思わなかったので農家の気持ちがわかり、これからコメを食べるときはありがとうと感謝をして食べたい」
「みんなでつくったコメなので大切に食べたい」

刈り取ったコメはこれから3週間ほど天日干しをして、12月に学校で開かれる感謝会でおにぎりにして児童たちに振る舞われることになっています。