仙台市内にキャンパスを置く東北福祉大学は、図書館や体育館などを新設するとともに講義棟を国見キャンパスに集約する新キャンパス構想を明らかにしました。

これは25日夜、東北福祉大学を運営する学校法人の創立150周年の記念祝賀会に合わせて発表されたものです。東北福祉大学は、青葉区国見などにキャンパスを置く私立大学です。発表によりますと、国見キャンパスに延べ床面積およそ6000平方メートルで5階建ての「図書館・食堂棟」を2028年度までに新設するということです。

図書館・食堂棟には、カフェエリアなど大人数で利用できるスペースが設けられます。また、北山キャンパスには延べ床面積およそ3500平方メートルで2階建ての体育館を2028年度までに新設します。

東北福祉大学 千葉公慈学長:
「老朽化した施設を何とかしなくてはいけない。人間同士が顔を突き合わせるキャンパスであってほしい」

さらに、10年以内を目安に講義棟を国見キャンパスに集約し、全ての学生が1か所のキャンパスで講義を受けられる環境を整備する方針です。