宮城県消防学校で初任教育を終えた新人消防士が、9月25日、火災や災害を想定した訓練にのぞみ、この半年間に培った成果を披露しました。

9月25日、宮城県消防学校で行われた成果発表には、この春入校し、半年間の初任教育を終えた新人消防士89人が参加しました。

新人消防士:「建物火災。逃げ遅れありとの通報内容」

こちらは、火災が同時に多発し、逃げ遅れた人が複数いるという想定で行われた訓練です。新人消防士は、声をかけあい協力しながら素早く消火や救助にあたるなど日頃の訓練の成果を発揮していました。

阿部竜也・消防士:
「一つひとつの動きの中で、日々時間を意識してきたので、細かい動きで生かすかすことができた。助けを求める人々のためになれる消防士を目指したい」

鈴木千颯・消防士:
「4月から積み重ねてきた訓練の成果をきょう全員が全力で出し切れたと思っている。今後も6か月、厳しい訓練にはなるが一生懸命励みたい」

新人消防士らは、2025年3月下旬の各消防署への配属に向けて、今後は、救助や救急の訓練などに励みます。