豪華絢爛な山車などが、街の中心部を練り歩くまつりが、宮城県登米市で開かれ大勢の見物客でにぎわいました。

宮城県登米市登米町(とよままち)で開かれた登米(とよま)秋まつりは、延宝3年=1675年から始められたと伝えられていて、県の無形民俗文化財に指定されています。

まちの中心部の通りでは、能や歌舞伎などを題材に市民らが手作りした山車8台が太鼓や笛などの囃子に合わせて練り歩きました。

訪れた人:
「350年も続いているのを今年初めて知ってすごいと思った」
「花びら1枚1枚皆さんが毎日手作りで作った思いが込められている。ずっと続いてほしい」

また、まつりでは地元登米町の出身者が運営する静岡県の団体による祭り囃子の演奏なども披露され、会場は伝統ある秋まつりを楽しむ人たちで賑わいました。