宮城県内産の生食用カキについて、宮城県漁協は、海水温の上昇などで成育が遅れているとして、今シーズンも、10月以降に出荷を延期することを決めました。

宮城県の指針で、県内産カキの出荷解禁は毎年9月29日と定められています。
宮城県漁協は、シーズン前に品質検査を行ない、各地で養殖されたカキの成育状況を確認したうえでその年の解禁日を決めています。

しかし、2025年も海水温が高い影響などで全体的に成育が遅れているとして、事前の検査会を10月1日に先送りし、解禁日もそれ以降に延期することを決めました。宮城県内産のカキの出荷は2019年以降、10月にずれ込んでいて、2024年は10月28日から始まっています。