宮城県色麻町で9月12日、2025年シーズン最初の新米の品質検査が行われました。

猛暑や水不足で高温障害が心配されたものの、9月12日の検査ではすべて一等米と評価されました。

宮城県色麻町にあるJA加美よつばの農業倉庫では9月1日週、町内で収穫されたひとめぼれやササニシキなどの新米、約36トンの品質が検査されました。

JAの検査員が目視や検査機器を使いコメの張りや水分量、濁りなどがないかを確認していきました。

2025年は6月下旬から気温の高い日が続いたことから、コメが白く濁り、食味が落ちる高温障害が心配されましたが、9月12日の検査の結果、すべて一等米と評価されました。
JA加美よつば・遠藤貴博 農産物検査員:
「猛暑の影響で白未熟粒や被害粒が多いかと思ったが、例年と比べると非常にきれいなコメで助かったという感じ」

農家:
「一等米ということで大変安堵している。大変良い出来だったので消費者には喜ばれると思う」

9月12日に検査された新米は9月15日の週には宮城県内のスーパーで販売されます。