2025年、第78回を数える塩釜みなと祭では塩釜神社の参道から2基の神輿が降ろされました。

約1トンの神輿を氏子16人で担ぎあげ、202段ある石段を歯を食いしばりながらも一歩一歩慎重に降ろしていきました。

神輿をかついだ氏子
「きつかったけど達成感があった」

見物客
「すごいなというのと、気持ちが洗われる感じがした」
「すごい険しい顔で暑い中大変そう。伝統を継いでいて素晴らしいと思った」

この後、神輿は塩釜の町を練り歩き約2km離れた港を目指しました。

マリンゲート塩釜では龍と鳳凰をかたどった船=御座船(ござせん)にそれぞれ運んできた神輿を乗せました。

好天のもと多くの人が見守る中、御座船は大漁旗を掲げた75隻の船を従えて出航しました。

塩釜みなと祭は、日本三大船祭りの一つです。

御座船は街の繁栄を祈願しながら日本三景・松島の美しい島々と海を背景に約5時間かけて巡りました。