初ヒットは西武でのプロデビュー戦

2008年、西武からドラフト3位で指名され高校生ルーキーとしてプロの道へ進んだ浅村選手。初ヒットは2010年、プロ2年目1軍デビュー戦で生まれ、その日のヒーローにもなりました。

浅村栄斗選手(2010年当時):
「うずうずしていたので、もう初球からブンブン振っていこうと」

2019年からは楽天イーグルスに移籍。今シーズンまでの7年間、ホームラン王を獲得するなど主軸として存在感を放ち続けてきました。チームのキャプテンを務めるなど責任も大きくなる中、自身の好不調に動じることなくポーカーフェイスで打席に立ち続け、ヒットを地道に積み重ねてきました。

浅村栄斗選手(2023年春季キャンプ):
「いい事ばかりではないと思うが、みんなで頑張ろうと。苦しい時、良い時、全て前に出て選手を引っ張りたい」

tbc野球解説者で楽天イーグルスOBの鉄平さんは…

tbc野球解説者 鉄平さん:
「積み重ねてきたことに敬意を表したい。打力があって試合に出続ける。維持していく毎日の練習やケアもすごく努力してきた。心身ともに強さがないと到底無理な記録」

浅村栄斗選手(試合後の会見):
「長所である右方向にしっかり強い打球を打つことを若い時から心がけて2000本目も自分なりの良いヒットだったと思う。チームとしてはなかなかうまくいかないことが多いが、何とか打破して上を目指してやりたい」

ヒット数に加えホームラン数も今シーズン通算300本塁打に到達した浅村選手、こちらもどこまで伸ばしていくのか、記録への挑戦は続きます。