宮城県石巻市の大学生たちが、皇室にも献上された東松島産のノリを使った新商品を開発し、28日に道の駅で試食会を開きました。

新たに開発されたのは、「酒の友とものり」です。東松島産の風味豊かなノリをニンニクダレで仕上げたピリ辛の味ノリです。

石巻専修大学経営学部の学生たちが、地元企業10社の協力を得て、3年をかけてタレの味付けなどを研究し商品化しました。

試食会では、商品名の通り酒の肴に合うという声も聞かれました。

試食した人:
「ふつうの味付けノリと違って風味がしっかりしている。ビールはすすむと思う」

開発した大学生:
「ゼミ生全員が、あきらめずに取り組んだおかげで、タレの問題も解決でき、販売ができて良かった。宮城、全国の人たちに知ってもらえる商品になってもらえればうれしい」

皇室にも献上された東松島産のノリを使った「酒の友とものり」は、板ノリ2枚分が入っていて、税込み700円で道の駅東松島で販売されます。