子どもたちとの24年は”宝物”

いよいよステージも終盤。ここで、子どもたちから山崎さんにサプライズが。みんなで書いた寄せ書きと花束が贈られました。

夢色音楽隊キャプテン小山菜々美さん:
「ご指導ありがとうございました。中学校へ行っても頑張るので、応援していてください」

そして、いよいよ…。

山崎邦雄さん:
「ラストです。思い切って頑張って、気合入れて!」

最後の曲は「Paradise Has No Border」。6年生は涙をぬぐいながら、最後まで一生懸命、演奏しました。

40人の子どもたちと一緒に、山崎さんは笑顔でラストステージを駆け抜けました。

山崎邦雄さん:
「演奏の最後はそれなりに気持ちが高ぶってきて「終わりなんだなと」。やりつくした。音楽を通して(子どもたちの)お役に立てたのかなと。良い宝物ができた。他の人がなかなかできないこと。こんな長い間子どもたちのバンドに携われたことは他の人にできないことで非常にいい人生だったなと」

指導者を卒業した山さん。これからは裏方として、引き続き子どもたちを見守っていきます。