東日本大震災の教訓について学ぶ研修会が31日、宮城県多賀城高校で開かれ、全国から集まった高校生たちが防災や復興まちづくりについて話し合いました
研修会には、県内をはじめ全国24の高校からおよそ150人が参加しまず、東北地方整備局の担当者が講演しました。

東北地方整備局企画部企画課 日野口厳課長補佐:
「大きな災害が起こって、この町が壊滅的な状況になったらどうあるべきかということを普段から話し合っていたら良くないでしょうか」

2011年の震災では、想定を上回る被害により復興まちづくりに時間がかかった教訓があり、生徒たちは、災害が起きる前から防災や復興計画について考えておく大切さなどを話し合っていました。
石川県から参加した生徒:
「宮城の人たちは復興復旧に向けて、どういうことをしていたのかを聞いて、私たちの能登半島地震の復旧復興に活かしていきたい」

この研修会は、多賀城高校の主催で2016年から毎年企画されていてあすは、各高校の生徒たちが防災の取り組みについて発表するということです。