記録的な暖冬だった昨シーズンから一転、宮城県内のスキー場は今シーズン、十分な積雪があり客足が戻ってきています。インバウンドが後押ししているところもあり、スキー場の関係者は昨シーズンを上回る人出に期待を寄せています。
去年の来場者上回ったスプリングバレー仙台泉スキー場
仙台市中心部から車で1時間弱。スプリングバレー仙台泉スキー場は過去10年で最も早い12月14日にオープンしました。

石垣綾香記者:
「スキー場は、子どもから大人まで多くの人でにぎわっています」
スキー場では、そり遊びなどができるファミリー向けのエリアが人気です。

積雪は26日時点でふもとが80センチ、山頂では100センチと、昨シーズンより80センチ程度多く、12あるコースが全て滑走可能です。
市内から部活で訪れた女子大学生:
「去年、あまり滑れなかったので、今年はたくさん滑れて幸せです」

今シーズンの来場者は、26日時点でおよそ3万人。暖冬だった昨シーズンをすでに1万人上回っています。さらに「追い風」となっているのがインバウンドです。
台湾からの男性:
「スキー場がとても滑りやすくて面白いとても楽しい」
台湾からの女性:
「休暇で2日前に来たので、(夫と)スノーボードをしようと決めた」

このスキー場では香港便や台湾便などを利用して訪れる外国人が増えていて、今シーズンは昨シーズンの3倍程度の来場を予想しています。

スプリングバレー仙台泉スキー場 橋坂康治支配人:
「今がちょうどベストコンディション粉雪の状況。ぜひ大人も子どもも、外国の方も雪に親しんでいただければ」