去年の宮城県内での交通事故の死者は前の年と同じ47人でした。一方、飲酒運転による死亡事故は統計を取り始めてから初めて0件となりました。

県警によりますと、去年1年間の県内での交通事故の死者は前の年と同じ47人で5年連続で50人を下回りました。

一方で去年の死者47人のうち12人は、バイクの運転手で前の年の6人から2倍に増えています。12人のうち7人が車線をはみ出しての事故でした。

また、去年は飲酒運転による死亡事故が0件となりました。これは県警が統計を取り始めた1965年以降で初めてのことです。ただ、飲酒運転による事故は去年も39件発生していて県警は、マイナス6件「引き続き取り締まりに力を入れていく」と説明しています。

なお、去年1年間の人身事故は3785件とこちらも1965年以降で最少となっています。マイナス248件