若い世代の献血者を増やそうという取り組みです。仙台市内の高校に献血バスが出張し、生徒が初めての献血をしました。

献血バスが出張したのは、仙台市宮城野区の宮城野高校で、24日は生徒11人が協力しました。11人中10人が初めての献血です。

生徒:
「1回こういう経験をしたことで(献血の)ハードルは下がった感じ」
「駅前でプラカード持っている人を見て興味があって。(スタッフが体調を)心配してくれたんですけど、全然平気だった」

献血は、16歳から69歳まで行うことが出来ますが、少子高齢化の影響もあり10代から30代までの献血者は、10年前より35%減っていて課題となっています。

こうした中、宮城県内の高校生にも関心を持ってもらおうと、県と県赤十字血液センターなどが協力を呼びかけました。

県赤十字血液センター 髙橋英人献血推進課長:
「献血をしたことがない人は、少し怖いなという気持ちがあるかもしれないけれど、少しの勇気で患者さんに笑顔が戻る。機会があれば協力してほしい」

献血バスの出張は今後、他の高校でも行うということです。