仙台藩祖・伊達政宗をまつる瑞鳳殿で13日、新年を迎えるための準備「すす払い」が行われました。
仙台市青葉区にある瑞鳳殿では、職員ら17人と伊達武将隊が参加して、羽毛や繊維でできた毛ばたきなどを使って、彫刻や色彩などのほこりと汚れを丁寧に払いました。そして、伊達家18代当主・伊達泰宗さんが本殿の中にある尊像を筆を使い清めていきました。

伊達家18代当主 伊達泰宗さん:
「1年の汚れを心を込めて清めさせていただいた。仙台のさらなる発展を願いながら、心を込めてこれからも個人としても努めさせていただきたい」

この後、涅槃門には新年を迎えるための門松が飾られました。瑞鳳殿は、元日に無料開放され、今年より多い、およそ1100人が参拝に訪れる見込みです。