経営が悪化し、宮城県塩釜市から改善勧告が出されていた塩釜市社会福祉協議会は訪問介護や保育事業を他の事業者へ無償で譲渡するための募集を始めています。
塩釜市社会福祉協議会は、数年前から介護職員の待遇改善など人件費の増加で赤字が膨らんでいて、今年5月、監督する市から経営の改善勧告が出されていました。

このため、市社会福祉協議会は、訪問介護や保育事業を無償譲渡する事業者の募集を始めていて今年度中には、譲渡先を決定したいとしています。

今後、福祉協議会は老人福祉センターやボランティアセンター運営などの地域福祉事業に絞って事業を継続していくということです。