宮城県内では、田植えが始まっていますが、登米市では2日、小学生たちが昔ながらの手作業での田植えを体験しました。
田植えを体験したのは、登米市の新田小学校の4年生と5年生合わせて42人です。

児童たちは、地元の農業生産法人が管理する3アールの田んぼに10センチほどに育ったひとめぼれの苗を一株一株丁寧に手作業で植えていきました。
4年生の児童:
「5年生と一緒に手をつないで怖くて(田んぼに)入ったけど、そのあとだんだん慣れてきて、上手に出来て良かった」
「けっこうムニャムニャしていて土が重くて動きづらかった。大きく育ってほしい」
児童たちが苗を植えた田んぼでは、冬の間、水を張ることによって微生物が豊富となる「ふゆみずたんぼ」と呼ばれる農法で、農薬や化学肥料を使わずイネが育てられます。児童たちは、自分たちが植えたイネの成長を観察しながら秋に、またみんなで稲刈りを体験するとことにしています。







