国内の新型コロナウイルス対策が世界の科学的知見と異なっているとして、東北大の研究者らが会見を開き、科学的根拠に基づいた感染対策を講じるよう提言しました。

25日夜、会見を開いたのは、東北大学大学院理学研究科の本堂毅准教授ら研究者3人です。


国立感染症研究所が今年1月、新型コロナの感染経路について、「主に飛沫と接触による感染と考えられる」などと言及したことについて、本堂准教授らは「現在の科学的知見では、主な感染経路は空気感染である」として、空気感染を前提とした対策を求めています。


東北大学大学院理学研究科 本堂毅准教授:
「(これまでの対策は)感染がめったに起こらないような接触感染、そういう所に重点が置かれすぎていた。そういう効果の低い対策については政府が『やめましょう』と言うことが大切」

東北大学大学院 本堂毅准教授


本堂准教授らは、時短営業や行動制限などの対策よりも、不織布マスクを適切につけることや常時換気を徹底するといった対策を優先させることの重要性を指摘しました。