「自分の働きたいところでより高い給料を得る」

<「エーツー」杉山綱重CEO>
いま、従来型の日本的な雇用は、それ自体は、よい面もあるけど、国際的な流れは”JOB型の雇用”。一人一人が自分の働きたい仕事をしながら、より高い報酬をしっかり取る。それが静岡の街自体の消費につながる。静岡の街をよくするため、働く人たちが、より働きやすく、より自分の働きたいところで、より高い給料を得ることが重要。また、一個一個の商材を深堀していくには、好きな人が、専門的な仕事をすることが、重要なので、JOB型の雇用を推進していく。

すでに、JOB型雇用で、採用となった、PC関連のスペシャリストなども働いている状況です。来店客も働く人にも、魅力的な駿河屋本店。今後について、杉山CEOは…

<「エーツー」杉山綱重CEO>
まず、静岡駅前の活性化に力になれるように、駿河屋ビルを日本で最大レベルの店にする。また、2年後をめどに、郊外に1万坪の倉庫をさらに追加して、通販もいまの売り上げの倍以上を目指す。全てを静岡で行うので、よりよい形の職場を提供していくことも目標。

オープン日は平日だったにも関わらず、開店前から全国のファン150人以上が列を作るなど、注目が高い駿河屋本店。杉山CEOは、始まったばかりと、気を引き締めています。

<「エーツー」杉山綱重CEO>
オープンには、ワクワクしているけど、問題はそこではない。オープン日に来るお客さんの数が一番ではなくて、1か月後、2か月後、さらに来年は、その上になる店作りをしていくことを従業員たちと話した。そのことを考えると、まだまだやることがいっぱいだなということが、とても楽しみ。

今後、4階には高額なトレーディングカードを扱う予定で、年内に全面オープン。年間およそ80万人の来店者数と30億円の売り上げを見込んでいます。

杉山CEOは「最高の品を揃えれば、人は自然と集まる。街中の回遊性を向上させて、”おまち”のにぎわい創出に貢献したい」と語り、全国、海外からの集客を目指しています。