「ホビーの街なのに売っている場所がない」を変える

<「エーツー」杉山綱重CEO>
静岡の企業としては、私も静岡で起業して、25年前に、30坪のゲームショップで通販をする所からスタートしている。私も静岡市出身でもあるし、その中で、中心商店街、駅前の商業地区の復活に私が力を添えることができるということは、大変、感慨深いと思っている。
小さなゲームショップからスタートした会社が、”ホビーの街・静岡”のシンボルとなる店をオープンさせたことについては…
<「エーツー」杉山綱重CEO>
いままで、静岡の駅前は、ホビーの街なんだけど、ホビーを売っている場所がない。その中で、ホビーを本格的に売る、そして、そこで遊ぶこともできる、そういった場所を提供したい。

日本のアニメやゲームが全世界で空前のブームとなっていて、海外からの集客も期待ができると意気込んでいます。


<「エーツー」杉山綱重CEO>
過去のゲーム価格が高騰している。これは、国際的な流れ。日本に観光に来て、ゲームを買っていく。日本はまさにゲーム大国で、過去のモノの一つ一つが文化遺産になっている。それが海外からお客様を呼べる日本の魅力の一つ。世界で一番有名なゲームのコンテンツは、ポケモン。日本のアニメは、ネットフリックスを中心に、お客さんがどんどん増えている。そのアニメのフィギュアやグッズを駿河屋が取り扱う。これが、海外のお客さんを日本に呼び込み、市場も広がる。


Q駿河屋本店の特徴は?
<「エーツー」杉山綱重CEO>
例えば、鉄道模型でいったら、日本で一番多い規格のNゲージがあるが、国際的な規格である、HOゲージを本格的に取り扱う。また、いろいろな鉄道関連グッズ。例えば、鉄道のDVD、書籍、その他、その駅でしか手に入らないモノの取り扱いを強化している。また、ミニカーやRCカー。RCカーは、遊べる空間も作って、最大レベルの品ぞろえに。一個一個の商材で、日本で一番の品揃えを作っていくことを目標にしている。
静岡の企業で、静岡で商売をするということで、雇用についても、力を入れるとしています。