先週末、小池東京都知事は6月から1泊あたり5000円を補助する「都民割」を試験的に開始すると発表しました。国のGoToトラベルの再開には慎重な対応を求める声も多いですが、関東からの観光客は静岡県の観光業の復活には欠かせない要素です。そこで、今回はこちら「ウィズコロナ見据え、伊豆半島で新たな交通手段がぞくぞく登場?」静岡県民にとっても伊豆半島を移動する際の選択肢が増えそうです。

<中西結香記者>「このGOというアプリを使って、今いる場所にタクシーを呼ぶことができます」
 スマホのアプリを開くと現在地が表示され、「タクシーを呼ぶ」というボタンを押すと近くにいるタクシーが迎えに来る仕組みです。
<タクシー運転手との会話>「こんにちは。アプリで予約したものなんですけど」「中西さん?」「そうです」「どうぞ」
 オンラインで最寄りのタクシーを呼び寄せるこのアプリ。すでに大都市圏では普及していて、4月から県東部のタクシー会社が導入を始めました。伊豆箱根交通には、これまでもアプリを使った配車サービスがありましたが、1日の利用客は6件から7件程度。このアプリを導入してからは1日平均60件ほどに増加し、利用者数がおよそ9倍に伸びたといいます。
<伊豆箱根交通運行営業部 杉崎和生次長>「沼津駅から沼津港に行く人や熱海でもたくさんの観光客が利用している」
 大幅な利用者数の増加は、県外からの観光客の利用が伸びたためとみられています。
<運転手>「タクシー料金はアプリで決済完了されておりますので、お客様はお降りになられて大丈夫です」
 クレジットカードを登録すれば、アプリ内での料金決済も可能です。この便利さもあり、大都市圏では普及しているアプリだけに、タクシー会社は県東部の観光業復活の救世主になって欲しいと期待を寄せます。
 一方、伊豆半島の観光客の足として期待される別のサービスも5月から始まりました。修善寺のプリン工房で受けられるサービスが…。
<受付の様子>「こんにちは。狩野川散走のレンタルでよろしいでしょうか」「はい」「お荷物、お預かりいたします」
 自転車のレンタルサービスですが、ただ、自転車を貸りるだけではありません。レンタルサービスを利用できるのは、修善寺のプリン工房とレストラン、伊豆長岡の宿泊施設、沼津駅前の宿泊施設の4カ所。この4つの施設のいずれかであれば、指定した場所に荷物を運んでもらうことができます。
<お見送りの様子>「いってらっしゃいませ」
 修善寺を出発し、狩野川沿いを走って沼津駅前に向かいます。
<中西結香記者>「自然豊かで気持ちいいですね」
 荷物の負担もなく、自転車に乗りながら伊豆の豊かな景色を満喫することができました。一方、荷物は目的地の沼津に運ばれます。
<ホテルの受付での会話>「荷物を預けてるんですけど」「お待たせいたしました」「ありがとうございました」
<利用した人>「車とかではなく、自転車を利用しようという新たな選択肢ができるので、すごく嬉しい」
 このサービス、元々は伊豆長岡の宿泊施設「コナステイ」が始めたものですが、修善寺のプリン工房やレストラン、沼津のホテルと連携したことにより、手ぶらのサイクリングを楽しめる範囲が大きく広がりました。
<コナリゾート 大嶽龍太郎代表>「伊豆は非常にいいところがたくさんあるので、自分たちの足でゆっくりと回っていただいて、体感していただくことができれば、より思い出の深い旅ができると思っている」