まさに「有言実行」 親友、五郎丸さんがエール

2022年8月に静岡放送で放送された五郎丸さんとの対談で南さんはこう話していました。
五郎丸さん:何年後ですか、メジャーリーグのオーナーになるのは。
南さん:どうでしょうね(笑)。海外の場合はオーナーの形もいくつかあり、マイノリティーオーナー(小出資株主)みたいな形もあります。いずれにしても『可及的速やかに』なります!
実は南さん、この放送のあった年の4月には、メディアとスポーツに特化した投資助言会社の関係者とコンタクトを取っていました。その場でヤンキースの部分オーナーの権利がつい最近売りに出されていることを知らされ、すぐに交渉を始めたと前出のインタビュー記事内で明らかにしています。
今回の南さんの「有言実行」ぶりに五郎丸さんは「おめでとうございます。番組放送後に交友が深まり、メジャーリーグの”ビジネスの流儀”などについて聞いたことがありました。最近メジャーの試合を何度か見に行ってるよっていう話も聞きましたけれども、まさかこんなに早くオーナーになるとは思ってなかったですね。これからの南さんの学びをラグビー界に生かせればと期待しています」とエールを送っています。
新しいビジネス創出にも好奇心芽生える

南さんは今回の交渉プロセスの中で、世界中のスポーツやエンターテイメント分野の有識者と話し合い、グローバル単位での新しい潮流や仕組みを学んだといいます。「この経験を通じて、世界ともっとつながり、より大きなビジネスに関わっていきたいという好奇心が芽生えました」とも語る南さん。今回の「部分オーナー」就任をスタートに、世界をマーケットにスポーツやエンターテイメント分野の新しい事業の可能性を追求したいとさらに夢を広げています。