4月に予定されている静岡市長選を前に立候補予定者による公開討論会が開かれ、静岡市が検討している新たなサッカースタジアムの活用方法などをめぐって論戦を繰り広げました。

26日の公開討論会は「新サッカースタジアムを考える会」が開いたもので、市長選への立候補や立候補の意思を示している
元静岡県議の山田誠さん(61)、元静岡県副知事の難波喬司さん(66)、自称・発明家の山口賢三さん(75)の3人が顔をそろえました。

会場では静岡市全体や清水区の今後の展望やJR清水駅東口を最有力の候補地として建設が検討されている新サッカースタジアムの活用法などについて論戦が交わされました。

<元静岡県議山田誠さん>
「サッカーを見るだけじゃなくて周りで子どもたちも遊べる、そういったものをつくっていく。これがサッカーのスタジアムを核にした新たなまちづくりにつながる」

<元静岡県副知事難波喬司さん>
「1つはもちろんサッカースタジアムの用地、もう1つは次世代技術の展開場。これはエネオスにとっても大事な場所。エネルギーの供給拠点」

<自称・発明家山口賢三さん>
「ここでW杯ができるくらいのサッカー場を作りたいという夢を抱いている」

静岡市長選は3月26日に告示され、4月9日に投開票が行なわれます。