静岡県南伊豆町では9月24日夜、毎年恒例の伝統行事「小稲の虎舞」が行われました。
「小稲の虎舞」は毎年、「中秋の名月」の前夜に行われる、南伊豆町の小稲来宮神社の祭典です。
江戸時代の劇作家、近松門左衛門の人形浄瑠璃の一部を舞いにしたものとされていて、主人公の武将「和藤内」が竹やぶで大きな虎と出くわし、戦って生け捕りにするという物語です。
虎の被り物を乗せた太鼓台が神社の近くを練り歩いた後、虎が舞台の上で激しい踊りを披露しました。和藤内が登場して虎と立ち向かい、虎の頭を押さえ込むと、会場から拍手が送られました。
<和藤内役に初挑戦 鈴木隆文さん>
「虎と戦ってる時のジャンプとか、ちょっと怖かったけど、そこを頑張りました。やりきった感、達成感が一番大きかったです」
この虎舞は江戸時代に伊豆半島に伝わりましたが、県内ではこの神社だけで続けられていて、県の無形民俗文化財に指定されています。







