静岡県御前崎市にある浜岡原発の廃炉作業を巡り、中部電力が国の認可法人に廃炉費用を請求する際、実際より作業が進んだように報告する不正事案があったことが分かりました。
<中部電力 大塚温久原子力部長 名古屋市内・午前10時頃>
「度重なる不適切事案を発生させ、地域の皆様をはじめとするステークホルダーの皆様にご迷惑をおかけしていることを心より深くお詫び申し上げます」
中部電力は2026年8月27日、浜岡原発の1号機と2号機で進めている廃炉作業を巡り、国の認可法人「使用済燃料再処理・廃炉推進機構」に廃炉費用を請求する際、不適切な手続きがあったと発表しました。
中部電力によりますと、廃炉作業の請負会社から受け取った2024年度の報告書の写しに14件の実績とは異なる解体物の量などを書き込み、作業が進んだように報告していたということです。
<御前崎市 下村勝市長 御前崎市役所・午前11時頃>
「これまで透明性や安全性をしっかりやっていくと約束してもらっていた中で、今回の事案が出てきたというのは問題があったと認識している」
27日午後、御前崎市議会で臨時の特別委員会が開かれ、中部電力が不正の概要を報告します。
浜岡原発を巡っては、3号機と4号機の再稼働審査で、耐震設計に関するデータ不正も明らかになるなど不祥事が相次いでいます。







