静岡市の6月補正予算案に計上されている駿府城公園の紅葉山庭園茶室の改修事業をめぐり、静岡市議会の委員会は、宿泊機能の必要性について十分検証するよう求める付帯決議を全会一致で可決しました。
7月1日に開かれた静岡市議会観光市民環境委員会では、6月補正予算案が審議され、中でも「紅葉山庭園茶室」の改修事業について多くの質問が出ました。
紅葉山庭園茶室は、2001年の供用開始から約25年が経ち、設備の老朽化への対応や施設の稼働率の低さが課題となっています。
市は補修・改修費として、1400万円を補正予算案に計上しました。
難波喬司市長は6月4日の定例会見で「来訪者が情緒を感じながら宿泊できる機能を持てる内容に変えていきたい」と述べたほか、「開園前の庭園を独占できる。相当なお金を払っても泊まりたいという人がいるのではないか」と宿泊機能の導入に意欲を示していました。
一方、7月1日の委員会で市議からは「市民感情とかけ離れている」「収益性に疑問がある」などの意見が相次ぎ、自民党市議団の堀努市議が、宿泊機能の必要性や妥当性を十分検証することなどを求める付帯決議を提案し、全会一致で可決されました。
改修工事は2027年度から始まる予定ですが、市は付帯決議の内容を踏まえ、宿泊機能のあり方について改めて検討するとしています。







