「1人になりたくなかった」断り続けた離婚

弁護側の被告人質問では、妻から離婚を求められていたのにもかかわらず、なぜ、拒絶し続けたのかが問われた。

【弁護側による質問】
弁護士「離婚を提案され、物理的に離れなかった理由は?」
男「離婚も考えました。身勝手だけど、子どもの時から自分は1人で、子どもと離れたくなくて、1人になりたくなかった」

弁護士「妻にはなぜ離婚を提案されたと思うか?」
男「私の暴力です」

弁護士「それでもなぜ、虐待をやめなかった?」
男「子どものことを考えていなかったです。子どものために、離婚して別居をするべきだった」

検察側からは日常的に続いた暴力について、男の当時の心理を問う質問が続いた。

検察「なぜ、続けてしまった?」
男「感情のコントロールが出来なくなって、カッとなって殴ってしまいます」
検察「それはしつけの一環として考えていた?」
男「そうです」

検察「暴力も正当だと思っていた?」
男「思っていません。その時は、感情のコントロールが出来ず、殴った後は後悔するし、(息子に)謝る」