5月29日午後、静岡県牧之原市の市立相良中学校で、パソコンに表示されたエラーメッセージをきっかけに、学校が管理する口座から何者かに金をだまし取られたネットバンキングの詐欺被害で、被害額は少なくとも1000万円以上にのぼることが関係者への取材で分かりました。

この詐欺被害は5月29日午後2時頃、静岡県牧之原市の市立相良中学校で、職員のパソコンにエラーメッセージが突然表示され、エラーの解除には「画面上に表示された連絡先への電話が必要」と書かれていたことをきっかけに、職員がその連絡先に電話を掛け、相手が指示する通りにパソコンを操作したことで、学校の口座から何者かの口座にインターネットバンキングで不正に送金されたものです。

関係者への取材で、被害額は少なくとも1000万円以上にのぼり、口座は生徒の給食費など「諸会費」を管理していたものだったことが新たに分かりました。

被害は金融機関から学校側に確認があったことで発覚し、学校側は週明けの6月1日以降に、金融機関と正式な被害額を確認した上で、警察に被害届を出す見込みです。

関係者によりますと、職員が電話先の相手が指示する通りにパソコンを操作したことで、何者かが学校口座の送金を操作できる状態になったとみられています。

相良中学校は、今回の詐欺被害について、5月29日に一斉メールで保護者に連絡をし、6月1日以降に保護者説明会を開催する予定です。