第31回全日本高校女子サッカー選手権大会決勝が8日、神戸市で開かれ、2年ぶりの女王奪還を狙う藤枝順心は、東京・十文字との頂上決戦に臨みました。

史上最多6度目の制覇を誓う藤枝順心。しかし、試合は十文字のペースで進みます。前半5分、強烈なシュートを打たれますがここは守護神・菊地優杏選手(2年)がビッグセーブ!
対する順心は、前半42分、ゲームキャプテン浅田幸子選手(3年)のロングパスを受けた山田歩美選手(3年)がシュートしますが、わずかに届きません。

試合が動いたのは後半23分。3年生・正野瑠菜選手が値千金の先制ゴール。自慢の攻撃力で1点をつかみ取ります。
その後、順心は十文字の怒涛の攻撃を受け、何度もゴール前まで攻められますが、全員のハードワークで決してゴールを割らせません。藤枝順心が2大会ぶり、史上最多6度目の頂点に輝きました。