原油価格が急騰 3年9か月ぶりの高値
緊迫の状況が続くイラン情勢。長期化への懸念から週明けの日経平均株価は一時4200円を超える急落となりました。
原油価格の上昇も止まらず、ニューヨーク市場で原油の先物価格は8日、一時先週末から30%急騰し、1バレル=118ドル台をつけました。
1バレル=118ドルを突破するのは、ロシアによるウクライナ侵攻後の2022年6月以来、約3年9か月ぶりです。
県内茶業への直撃 途絶えた空路とコスト増の懸念

その影響は県内の茶業にも及んでいます。
抹茶を中東向けに輸出している静岡市葵区の製茶会社です。中東屈指の都市、アラブ首長国連邦のドバイに抹茶を輸出してきましたが、アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃が空路に影響し、現地に商品を届けられない状況が続いています。
<茗広茶業 長瀬隆社長>
「ドバイに送る荷物でした。航空便が動かないものですから、ここに一応、取り置きしています」
和食ブームや健康志向の高まりを受け、中東の富裕層から人気を集める抹茶ですが、輸出再開のめどは立っていないといいます。
先行きが見通せない中、営業先を各地に振り分ける対応を取る方針です。
<茗広茶業 長瀬社長>
「いま世界的な抹茶ブームなものですから、中東がダメでも、東南アジアとかオーストラリアとかカナダとか、そちらに矛先を向けていこうかと思っている」
輸出先は企業努力で開拓が可能とする一方で、今後の大きな懸念材料は原油の高騰です。
<茗広茶業 長瀬社長>
「(輸出が)再開しても運賃が高くなったり、資材費の高騰だったり。電気、ガスの光熱費の高騰がこれからの4月、5月の新茶の時期に重なるので。じわじわ効いてくるのではないか」







