全国で増え続ける空き家。静岡県内でも放置された空き家のリスクが顕在化しています。

防災や景観の問題にもつながりかねない負の遺産を、新たな価値をつけて生まれ変わらせるための施設が2月12日、オープンしました。

南伊豆町西子浦地区 小泉伸五区長
「ここも空き家、あれも空き家」

静岡県南伊豆町西子浦地区の細い路地裏。ほとんどの家に住人はおらず、さながら「空き家銀座」といった様相です。

南伊豆町西子浦地区 小泉区長
「みんな都会に出るような形で、出たら出たで、そちらで子どもさんができたりすると、自分たちだけ帰ってくるわけにもいかないもので、その代でいなくなって、空き家になる」

この地区ではかつて160軒の民家に人が住んでいましたが、現在は半分以上が空き家になっています。

朽ちた家は倒壊の危険があり、防犯・防災の面で地域のリスクになっています。

住民男性
Q. 自宅が将来空き家になる不安は?
「ありますよね。時々息子たちが来て、管理するようになるんだろうけど、結局はもう、そんなら早く手放した方がいいかと」

総務省の調査によりますと、空き家は2023年の時点で全国に約900万戸あり、今後も増えると懸念されています。この問題を解決する一手として期待されているのが、リノベーションという選択肢です。