中部電力が浜岡原発の安全審査で、データを意図的に操作していた不正を巡り、静岡県の御前崎市議会は1月15日、中部電力の林欣吾社長に対し、原発内の総点検や原子力部門の市内移転などを求める申し入れ内容を、1月14日の議会運営委員会で決定しました。

中部電力が浜岡原発を巡る再稼働の審査でデータを意図的に操作していた問題で、中部電力の林欣吾社長は15日、謝罪と説明のため御前崎市と隣接する3市を訪れます。

訪問を前に御前崎市議会は14日午前、臨時の議会運営委員会を開催し、林社長に申し入れる今後の対応についての内容をまとめました。

申し入れ書では、浜岡原発に保管している使用済み核燃料を踏まえ発電所内の総点検の実施や、監督体制の厳格化に向け本店にある原子力部門の機能をすべて市内に設置するよう要望します。

<御前崎市議会 議会運営委員会 阿南澄男委員長>
「根本的にですね信頼が崩壊したわけですから、速やかに中部電力に対応していただいて不安の払しょくに最大限努力してもらいたい」

市議会はこのほか、データ不正について臨時説明会を地区単位で実施するよう求めるなど、市民からの意見が聞き取りやすい体制づくりも求める方針です。