12月22日に静岡県長泉町で起きた高齢夫婦が縛られ現金約1000万円が奪われた強盗事件から一夜明けた23日朝、現場周辺の小学校では、大人たちの見守りのもと児童が登校する様子が見られました。

22日、長泉町で発生した強盗事件を受け、事件現場から近い小学校では23日朝、職員や大人たちが見守る中、児童が集団で登校しました。

<地域の見守り隊の人>
「地域で協力して子ども達を守っていかなきゃいけない」

中には、保護者と一緒に登校する児童の姿も見られました。

<子どもを送り届けた人>
「あまり実感は湧かないですけど、子ども達にもし何かあったら困るから」

<長泉町立北小学校 江本光徳校長>
「複数で帰る、それを徹底してやること、それから教員の方で(通学路の)ポイントポイントに見回りに出たりとかの対応をしています」

長泉町では町内の小中学校が冬休みに入る12月25日まで、学校の職員などによる登下校の見守りを継続するということです。

警察は、周辺の防犯カメラの映像を分析するなどして、逃げた男らの行方を追っています。