「交流していけば日本人も海外の人に溶け込む」

分団の定員は40人ですが定員割れの状態が続いていて、2025年11人です。

袋井市消防団 渡辺幸広副本部長
「やはりこれからの未来を担うためには、すごく新しい存在だと思っています。これからの少子化で人が少ない中でのすごいきっかけになったかなと思う」

マツオさん
「自分もそうですけど、周りから声をかけられてやっと溶け込んでいく感じだった。どんどん交流をしていけば、日本人の方も海外の人に溶け込むしその逆もあると思う」

産業や地域の担い手として社会を支える外国人材。県は2025年から12月を「多文化共生月間」と定め、外国人と地域の人が交流する機会を増やしています。

静岡県多文化共生課 前田和人課長
「外国の方、日本の方も安心して暮らせる多文化共生の必要性はもっと広報をして、周知をしていきたい」

問われる多文化共生のあり方。受け入れ側と外国人との相互理解を深めていくことが求められています。