当初試算していた640億円から526億円に縮減も...
県は、2026年度の当初予算編成における財源不足の額について、各部局の経費の見直しなどを行い、当初試算していた640億円から526億円に縮減したと明らかにしました。
<静岡県 山田勝彦財務部長>
「資金手当債依存の財政運営から早期に脱却するため、令和8年度(2026年度)当初予算編成におきましては、徹底した歳出・歳入の見直し、行財政改革に取り組んでまいります」
12月15日、県議会の総務委員会で県が財政状況と今後の方針について説明しました。
県の2026年度の当初予算編成における財源不足額をめぐっては当初、640億円にのぼるとの試算が示されていました。
県は15日、各部局が2026年度の施策に必要な経費を見直した結果、145億円減少したと明らかにしました。
一方で、社会保障経費などが31億円増加したため、現段階での財源不足額は差し引きで、当初の640億円から526億円に縮減したということです。
今後、国の予算案や地方財政対策の状況をふまえ、2026年2月中旬をめどに当初予算案として取りまとめる予定です。







