「季節に合わせて備えるものを変えていく」
スタジオには常葉大学副学長で津波工学が専門の阿部郁男教授を招き、家庭での備えの見直しポイントについて聞きました。
<阿部郁男教授>
「やはりこの時期は防寒をどのように整えるかということが大事だと思います。ちょうど2025年7月にカムチャツカ半島の地震で津波注意報が出た際、暑いときに長い時間避難しなければならない状況がありました。そういった経験も踏まえ、季節に合わせて備えるものを変えていく。これがこれからは非常に大切になってくると思います」
<阿部郁男教授>
Q. 暑さ、寒さ、極端な気象条件のときにこそ、備えの見直しが必要だということですね。特に今、やはり寒さだと思うんですが、『これだけは用意しておいた方がいい』というものはありますか?
「ブランケットですね。特に『防寒』というのが本当に重要なテーマになると思いますし、津波の場合、屋外で避難するということも十分考えられますので、しっかりそういった防寒対策を備えていただきたいと思います」
避難生活で屋外に長くいるかもしれない、ということを想定した備えをしていく必要がありそうです。










