「1本のタスキにしちゃってそのまま渡した」
――市町対抗駅伝は子どもの頃の松本選手にとってどんな大会でしたか?
<松本奈菜子選手>
「本当に世代を超えてタスキをつなげる機会だったので、特別な試合だったなというのは感じています」

――印象に残っていることはありますか?
<松本選手>
「はい、小学生の初めて出た時に、私の次の走者の男性の方にタスキをつなぐ時に全部取っちゃって。1本のタスキにしちゃってそのまま渡したっていうことがあって。輪っかじゃない状態で1本のままの状態で渡しちゃったので。次の方が結んで走り出してくださったっていうのを今でもずっと覚えてて(笑)。走り終わった後に『本当にすいません』と謝ったんですけど」
――なんで解いちゃったんですか?
<松本選手>
「抜けなくて、ユニフォームから。頑張って引きちぎるような感じで取ったら『え~』って思いながら、でももうゴールになっちゃって渡さなきゃいけなくてっていう感じだったような気がしてて。すいませんって思って」







