自分名義のキャッシュカードを他人に譲り渡した疑いで、静岡県掛川市に住むベトナム国籍の男が11月18日に逮捕されました。

犯罪による収益の移転防止に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍で掛川市大坂に住む無職のベトナム国籍の男(30)です。警察によりますと、男は2025年9月上旬、他人が自分になりすまして口座を使用することを知っていたにもかかわらず、東京都内またはその周辺で、自分名義のキャッシュカード1枚を氏名不詳の他人に譲り渡した疑いが持たれています。

そのキャッシュカードと紐付けられている金融口座には、特殊詐欺事件などの犯罪から得られた金が入っていたとみられます。

警察の調べに対し、男は容疑を認めているということです。

警察は、犯罪を行っていた共犯者や、キャッシュカードを譲り受けた人物などについて調べを進めています。