紅葉の名所・静岡県川根本町の寸又峡にある「夢のつり橋」では、観光客の受け入れ体制の強化などにあてる協力金の徴収が始まりました。
<滝澤悠希キャスター>
「高さ8メートル、長さ90メートルの『夢のつり橋』です。今まさに紅葉が見頃を迎えていて、湖の青とのコントラストを楽しむことができます」
国内外から年間約9万人が訪れる人気の観光スポット「夢のつり橋」。猛暑の影響を受けつつもこのところの冷え込みで一気に色づきが進み、先週後半から紅葉が見頃を迎えています。
<観光客>
「湖面の色がすてきで、感激している」
「実際に来ると本当にきれいだなと思って良かった」
紅葉のタイミングは、1年で1番の繁忙期で1日に約2000人が来ることも。そんな県内有数の観光地で、受け入れ態勢の向上や環境保全のため、新たな取り組みが始まりました。
静岡県川根本町は、2025年4月から夢のつり橋を訪れる高校生以上の観光客に1人500円の協力金の徴収を開始。支払いは任意ですが、観光客はどう受け止めているのでしょうか?
<観光客>
「いいと思う。富士山にも行って渡しているので」
「結果として何に使って、こんな風に良くなりましたというのが分かればいいと思う」
「外国の人もたくさん来るので、値段的にも安く外国のほうが高いのでいいと思う」
川根本町によりますと、10月末時点で、観光客の93%が協力していて2800万円ほどが集まっているということです。
<川根本町観光交流課 神谷毅課長>
「観光ガイドが案内する自然体験ツアー、また、遊歩道の整備、新しい景色が楽しめるようなスポット、そういったものをつくって、もっと魅力的な場所にしたいと思っている」







