11月9日夜、伊豆半島の沖合を航行していた貨物船で、フィリピン国籍の男性乗組員1人が行方不明になり、海に転落した可能性もあるとみて、下田海上保安部などが捜索しています。

9日午後9時50分頃、伊豆半島沖を航行していた貨物船「SagaSky(サガ・スカイ)」から、「乗組員1人が船内にいないことに気が付いた」と海上保安庁に通報がありました。

下田海保によりますと、乗組員は御前埼灯台から南に45キロの海上を航行していた9日午後7時頃までは、船内にいるのが確認されています。その1時間後、行方が分からなくなったということです。貨物船は台湾・高雄港から横浜港に向けて航行中でした。

海保は現場付近の海域に巡視船2隻を出動させ、捜索を行っています。