自動車メーカーのスズキで10月18日、浜松市中央区の本社で「スズキ秋祭りin本社」を開きました。同社従業員とその家族や地域住民など約7,000人が訪れ、にぎわいました。

隔年開催となり、2023年以来、2年ぶりに開かれた「秋祭り」の会場には、社員による模擬店や社員食堂で提供されているインドベジタリアンカレーの露店、キッチンカーなどが並んだほか、社員食堂では、スズキが生産拠点を置く約20か国・地域の料理が振る舞われ、長蛇の列ができました。

また、会場では、玩具メーカーのタカラトミーのミニカー「トミカ」55周年を記念して共同制作した軽四輪駆動車「ジムニー」のラッピングされた車両が静岡県内で初めて展示されました【写真あり】

「ジムニー」と「トミカ」はいずれも1970年に発売され、ともに55年の歴史を持つロングセラー商品です。「自動車メーカーコラボプロジェクト」の一環として、スズキの四輪デザイン部の伊藤仁美さんが車体のデザインを担当しました。

車体は鮮やかなイエローで、ボンネットには、大きなスズキの「S」のマークが記されています。前後で、黄と白の色の異なるホイールも特徴的です。“記念ジムニー”の周りには愛好家や家族連れが詰めかけ、写真を撮るなどしていました。この記念デザイン「ジムニー」のトミカは、2025年12月に販売予定だということです。

このほかにもスズキの四輪車やバイク、大阪・関西万博でデモ飛行を行った「空飛ぶクルマ」の縮尺模型の展示のほか、キャラクターショーや地元の中学・高校の吹奏楽演奏、スズキアスリートクラブの選手たちによる競技体験会など多彩な催しが繰り広げられ、会場となった本社は大いににぎわいました。