清水みなと祭りの花火を担当する企業が世界で最も権威のある国際花火大会の1つ、「カンヌ花火芸術祭」で最高賞を受賞し、関係者が9月24日、静岡市の難波喬司市長に喜びを報告しました。

難波市長のもとを訪れたのは、清水みなと祭りの花火を担当する静岡県藤枝市の花火製造会社「イケブン」の小向昌弘社長ら5人です。

イケブンは、8月に行われたカンヌ花火芸術祭に日本代表として出場し、日本の伝統音楽やアニメ音楽を融合させた音楽花火ショーを披露しました。日本を含む全5か国が参加し、最高賞の「ヴェスタール賞」と、一般観覧者の投票による「オーディエンス賞」を受賞しました。

24日は難波市長に結果を報告し、受賞盾が贈られました。

<イケブン 小向昌弘社長>
「イケブンの花火としては、手前味噌ですけれども私が見た中で一番良かったです。その時は感無量といいますか、本当に来て良かったなと」

静岡市は今回、カンヌ市の姉妹都市交流事業として招待を受け参加していて、難波市長は「歴史に残る快挙。世界に認められた花火としてこれからも多くの人に感動を届けて欲しい」と称賛しました。