スポーツ庁の新たな長官に、浜松市出身でパラリンピック競泳金メダリストの河合純一さんが就任することが決まりました。スポーツ庁長官にパラリンピアンが起用されるのは初めてです。

政府は2025年9月19日の閣議で、スポーツ庁長官にパラリンピック競泳の金メダリスト、河合純一さんを任命することを決めました。

浜松市出身の河合さんは現在50歳。1992年のバルセロナパラリンピックから6大会連続で競泳の視覚障害クラスに出場しました。パラリンピックでは金メダル5個を含む日本人最多の21個のメダルを獲得しました。

河合さんは浜松市の舞阪中学校で社会科の教師を務めた経験もあります。

これまで、スポーツ庁の長官にはオリンピックの金メダリストが選ばれていて、パラリンピアンの就任は初めてです。