学歴詐称疑惑が問題となっている静岡県伊東市の田久保真紀市長を巡って、伊東市議会の正副議長が9月9日午前に伊東警察署を訪れ、田久保真紀市長を偽造私文書等行使の疑いで刑事告発しました。
伊東市の田久保市長を巡っては、これまでにも伊東市民や百条委員会から刑事告発を受けています。
警察に提出した告発状では、「東洋大学を卒業していないのにもかかわらず、何らかの方法で偽造した東洋大学名義の卒業証書と称する文書を閲覧させ、面会した正副議長に自身の経歴などについて説明を行い、東洋大学を卒業したと誤認させた」などと指摘し、これらが刑法161条第一項の偽造私文書等行使の疑いに該当するとしました。
正副議長によりますと刑事告発には、正副議長を除くほかの現職市議17人全員も賛同し、署名をしているということです。
田久保市長を巡っては9月1日に不信任決議が全会一致で可決されており、9月11日までに議会の解散か、失職・辞職の選択を迫られています。