台風15号は、9月5日夕方に静岡県に最も近づく見込みです。県内は、雨、風ともに強くなっていて、伊東市では、国道脇の木が倒れ、現場付近は一時片側交互通行となりました。

台風15号は、5日未明に高知県に上陸し、静岡県には5日夕方頃、最も接近するとみられます。

県内は、降り始めからの雨量が天城山で237.0ミリ、富士宮市・白糸で192.5ミリ、浜松市・熊で177.5ミリを観測しました。(4日午前4時~午前11時まで)

台風の接近に伴い、このあと昼過ぎにかけてさらに雨、風ともに強まることが予想され、交通機関への影響も懸念されます。

<青島悠記者>
「伊東市の国道135号沿いに来ています。雨の影響でしょうか、業者が倒木の撤収作業を行っています」

県熱海土木事務所などによりますと、5日午前8時頃、伊東市玖須美元和田の国道135号線で道路脇の斜面にあった木が倒れ、現場付近は一時片側交互通行となりました。

倒木による事故やけが人はいませんでした。

県内は、夕方にかけて線状降水帯が発生する恐れもあり、気象庁は、厳重に注意・警戒するよう呼びかけています。