2023年4月に行われる静岡市長選に立候補を表明した難波喬司元副知事と静岡市議会の野党系会派が11月22日に意見交換しました。難波元副知事が、出馬表明後に会派と面会するのは初めてです。
<和田啓記者>
「いま、静岡市議会の創生静岡の幹部たちが難波元副知事の事務所に入ります」
11月22日、難波喬司元副知事の事務所を訪れたのは、静岡市議会の第2会派、創生静岡の幹部です。議員数は自民党市議団に次ぐ会派で、田辺市政に厳しい姿勢で臨んでいます。22日は、創生静岡が掲げる政策などについて、難波元副知事と意見交換したといいます。
「難波さんとは共感するところも多いし好印象。選挙での支援を視野に調整したい」と創生静岡幹部から高い評価を受けた難波元副知事は。
<難波喬司 元副知事>
「きょうも意見交換させていただいて、方向性は一致していると思いますので、すべての会派とお話しさせていただいて、政策的に一致できるところがあれば応援していただきたいと思います」
Q自民党市議団も含めて
「それはそうですね。仮に(田辺市長支援の)一本化になったとしても、お話は聞いていただきたい」
現職の田辺信宏市長は、12月2日の市議会の場で市長選に向けた態度を表明するとみられます。一方、立候補表明している山田誠県議は、自民党静岡支部に推薦願を出し、支部の判断を待っています。