与党の過半数割れも…「未知の世界に突入する」
インタビュー時点で、与党が参議院で過半数割れとなる可能性が高まっていたことについて、榛葉氏は「結果を見ないと分からないが、ひょっとすると衆議院でも参議院でも与党過半数割れという可能性がある。比較第一党がどこになるのか、こういう状況は過去なかったから、未知の世界に突入する」との見方を示した。
そのうえで「どこと組むかという数合わせよりも、国民は何をやってくれるかという政策実現、これを求めていると思う」と強調。「我々は公約として訴えた手取りを増やす、とりわけ103万の壁を178万に引き上げる、そしてガソリン減税等々、そういったところをどうするのか」と政策実現に向けた姿勢を示した。
また「まずは自民党内の党内政局、石破さんは、これもう持たないかもしれない。そうすると、これからまた自民党の中がどう動くのか。それも見据えて冷静に判断しながら政策実現を求めていきたい」と述べ、自民党の動向を見極める考えを示した。