1月7日は1年の無病息災を願う七草の節句です。静岡市では、七草がゆを無料で振る舞うイベントが開かれました。

静岡市葵区の七間町町内会では町名の「七」にちなみ、七草がゆを2001年から毎年、無料で振舞っています。

7日は地元の農家が育てた七草のすずなやすずしろなどを入れたオリジナルの七草がゆ200杯が用意されました。

※京菜、水菜、ミリーナ、ルッコラ、チンゲン菜、すずな(小かぶ)、すずしろ(大根)

配布の時間には多くの家族連れらが列をつくり、1年の無病息災を願っていました。

<訪れた人>
「病気で休んでばっかりいますので、今年こそはいい年にしたい」
「もうすぐ下の子も生まれるので、とにかく健康で家族みんなで過ごしたいなと思います」

<七間町婦人会 高橋京子会長>
「町おこしの機会がだんだん少なくなってきているので、そういう機会も増やしていきたいと思うし、努力できるところまで続けていければいいな」

七間町町内会は、物価上昇の中でも、20年以上続く伝統行事を絶やさず続けていきたいとしています。