静岡県の山間部の川根本町でも住民の孤立や断水の被害が長引いています。周辺の道路が土砂崩れなどで寸断され、13世帯29人が孤立状態となっています。

<渡邉佳昭カメラマン>
「川根本町上空です。土砂によって道が陥没してしまっています」

川根本町では町内の複数の場所で倒木や土砂崩れが発生し、住民の孤立や断水などが続いています。このうち、壱町河内地区では、周辺の道路が寸断され、13世帯29人が孤立状態となっています。

川根本町によりますと、復旧のメドは立っておらず、車での行き来ができないため、町の職員が食料や生活用品などの支援物資を届けているということです。

また、川根本町では7地区、約400世帯で断水が続いています。水川地区では水道管の一部が道路ごと崩落していて、いずれの地区も断水の解消のめどは立っていません。(9月26日午後6時現在)