静岡県富士宮市の小学生が規格外の野菜を使って、調理実習をしました。形が不ぞろいでも、おいしい野菜の味に子どもたちは大満足です。
<JAふじ伊豆 職員>
「形が膨らんでいたりとか、肌が悪かったりします。きれいに洗って皮をむいて切ってみるとスーパーに売っているきれいな野菜と何も変わりがありません」
富士宮市の富士根南小学校の5年生の調理実習で使われたのは、形や大きさのばらつきなどの理由で出荷ができない規格外の野菜です。
JAふじ伊豆の青壮年部富士宮地区本部が規格外の野菜を使い、食と農の大切さを伝えようと企画したもので、子どもたちはダイコンやサツマイモを使ったみそ汁作りに挑戦です。
<児童>
「形じゃなくて、味とか中身が大事」
<児童>
「使われない野菜も食べられることがわかってよかったです。すごいおいしいです」
<JAふじ伊豆青壮年部富士宮富丘支部 小河麦人支部長>
「不ぞろいの野菜を食べてみて、普段食べているものと変わらないというのを体感してもらう」
子どもたちは、形が不ぞろいでも生産者が心を込めて育てた野菜のおいしさに笑顔いっぱいになっていました。